
愛する猫が体調を崩したことはありませんか??
急に体調を崩した時に、すぐ対処できますか??
ちなみに、私は焦って出来なかったです。。。
今回は猫に多い病気5つとその治療と対策を紹介します!
目次
1.猫風邪
猫風邪は、ウイルス感染による風邪の様な症状です。
2~3カ月齢前後の子猫に多く、猫ウイルス性鼻気管炎(ヘルペス)、猫カリシウイルス感染症、クラミジア感染症をまとめたものです。
1.1感染したウイルスの種類別の症状
- ヘルペスウイルス・・・鼻汁やくしゃみ、咳や発熱、食欲低下、角膜炎や結膜炎など
(大量の目やにが目元にこびりついていることも) - カリシウイルス・・・鼻汁やくしゃみ、発熱、食欲不振
→ひどくなると、よだれが多くなることや、口臭がきつくなる
(さらには軽度の肺炎や多発性の関節炎を起こすこともあります) - クラミジア・・・鼻汁、くしゃみ、発熱や食欲不振などにの他にも口内炎、肺炎、多発性関節炎があります
1.2猫風邪の治療
基本は投薬治療です!
- ヘルペスウイルス:抗ウイルス剤
- カリシウイルス:インターフェロン注射
- クラミジア:抗生物質
費用
- 診察料・・・数1000円
- 1週間分の薬代・・・5000~1万円
(入院の場合、別途費用が掛かります)
1.3猫風邪の対策
ウイルス性の感染症なので、ワクチン予防接種をすることが大事です!
(年一回が目安ですね(生後の場合は異なったりするのでご注意を)
費用
- 3種混合ワクチン・・・3,000円~5,000円
3種・・・猫ウィルス性鼻気管支炎(ヘルペス)、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎) - 5種混合ワクチン・・・6000円~7500円
5種・・・3種+猫白血病ウィルス感染症、猫クラミジア感染症
予防接種は、抗体ができるまでには2,3週間かかるなど、注意点があるのでご注意して下さいね。
2.猫の皮膚糸状菌症(白癬)
皮膚糸状菌症とは、真菌(カビ)の一種である皮膚糸状菌が感染することで発症する病気のことです。
水虫やたむしなどを引き起こす一種です。。
2.1皮膚糸状菌症の症状
耳や頭などで、束になって抜けたり、円形に近い形の脱毛が起きます
2.2皮膚糸状菌症の治療
- 塗り薬(外用薬)
抗真菌薬の入ったローションや軟膏
塗り薬(1本・2~3週分)・・・1.800円~2.500円
- 薬用シャンプー
場合によっては、感染範囲を広げないために全身の毛を剃ることもあります。。。
薬用シャンプー(抗真菌薬入)・・・3.000円前後
費用
- 初診料(再診・診察料)・・・500円~3.000円
- 皮膚検査・・・500円~1.000円(顕微鏡)
(培養は1週間かかりますが、1.000円~2.000円です) - 飲み薬(1週間分)・・・1.500円~3.000円
2.3皮膚糸状菌症の対策
皮膚糸状菌症は、感染した猫との接触が多いです。
そのため、家飼いや家を清潔に保つことを大事にしましょう!
3.猫の膀胱炎
細菌や真菌などの感染や尿結晶などで膀胱粘膜が傷つき、膀胱に炎症が起きる病気です。
3.1膀胱炎の症状
トイレの回数が多くなるが、なかなかおしっこをしなくなったり、血尿が見られる。
3.2膀胱炎の治療
原因別で治療が異なります。
- 細菌や真菌等の感染の場合・・・抗生物質や抗真菌剤の投与
- 尿結晶や尿結石のの場合・・・外科手術や排泄を促す膀胱洗浄など
費用(治療費)
- 診察料・・・約2,000円
- 尿検査料・・・1,000円
- 寮養食・・・4,000円
3.3膀胱炎の対策
- 細菌感染の場合
・トイレを清潔にする
・多く水を飲むようにする
- 突発性膀胱炎の場合
・ストレス解消に徹底する
以上です。
ずっと健康にいるために注意することが大事です。
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ただ、愛猫の異変に感じたら、すぐに病院に行くことをおすすめします。
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少し皆さんの猫が元気でありますように!